パチスロ店の一番の目標は売上をあげることだ。売上をあげることができれば、設定を入れて薄利で営業することもできる。では、どのように優秀な店舗は稼働を上げているのか?
今回、データを公開している全国のホールから、稼働が右肩上がりの店舗を抽出し、その特徴を考察した。
方法
それぞれの店舗の平均ゲーム数の30日移動平均を計算し、その線形線(直線の形に近いか)と傾きが良い店舗を抽出。抽出された店舗の特徴を考察した。
稼働が右肩上がりのホール
多くのホールが抽出されたため、特徴ごとにピックアップして紹介する。
軍団排除の効果?
Twitterで精力的に発信しているスパホのえりあっちょさんやタイキてんちょーさんのお店も、実際にキレイな右肩上がりであった。
2つのお店の共通点の一つは、どちらも軍団行為の対策強化を目標を掲げているところである。
そして、軍団不要論を表明している関東の某有名店の人も、就任後に着実に稼働を伸ばしている。
かぶぱちゃんの以前の店舗アカ(?)での発言
エナや軍団の取り締まりを強化したお店が実際に稼働を伸ばしている。
やはりエナや軍団は百害あって一利なしなのか?
今後の動向に注目だ。
派手なグランドオープンの裏では…
今年、圧倒的なグランドオープンで話題を集めたアミューズ浅草店とキクヤ堺本店。その近隣店のジャラン浅草やキクヤ堺北店が、意外にも(?)連動して稼働を伸ばしていた。
アミューズ浅草やキクヤ堺本店に入れなかった人が、近隣店に移動したのであろうか。強すぎるグランドオープンは近隣店の稼働も上げてしまうのかもしれない。
出玉で稼働を上げているホール
以下の2店舗は出玉ランキングで上位のお店だ。
設定をいれたからといって必ずしも稼働があがるわけではないので、営業努力も素晴らしいのであろう。コスモジャパン大府はスロパチステーション御用達のお店であり、スロパチの効果もあるのかもしれない…。
地味に稼働を上げているホール
特に目立った特徴が見つからなかったが、着実に稼働を上げているホールも紹介する。出玉もそこそこ良く、評判も良さそうなので、全体的に良い営業をしているのだろう。
(誰か要因を知っていたら教えてください)
BBステーション日暮里は、周年日に北斗の拳を据え置いてしまい、少し話題になったが、順調に稼働を伸ばしている。
回収しつつ稼働を上げている店舗
出玉を抑えつつ稼働を増やしているという、ある意味でとても営業の上手いホールもみられた。
べラジオ東十条店
9月の累計差枚/設置台数は-4,685枚
(東京都のデータ公開店163店舗中の最下位)
ここまで回収されているのになぜ人が集まってくるのか?
調べてみと、みんパチや爆サイで興味深い書き込みを見つけた。
スロットと体で稼いでいた!
今度現地で調査してきます。
ジャラン五反田店
9月の累計差枚/設置台数は-3,244枚
(東京都のデータ公開店163店舗中の152位)
ここは私の稼働地域の一つのため何度も来店したことがある。五反田駅前にあり、台数も多く、店内も綺麗で接客も丁寧である。出玉は通常日はあまり期待できないが、3と9の付く日は明確に強い。ただ、なぜここまで稼働が伸びているのか?
個人的には、五反田駅周辺に競合店がいないからではないかと考える。2022年にガイア五反田スロット館が閉店し、2023年にはコトブキプラス五反田店が閉店した。残るはジャラン五反田とピートレックマーメイドだが、ピートレックマーメイドはパッとしない。近くの駅にも強いお店は見当たらない。そうすると、仕事帰りのサラリーマンなどはみんなジャラン五反田に集まっているのではないだろうか。いま、2つの意味で抜ける町、五反田。
ここまで読んでいただきありがとうございます。考察の部分は想像の部分が多くなってしまったので、何かご意見があれば頂きたいです。
気に入っていただければ拡散やコメントいただけると嬉しいです!